4月7日 22:19 |
クラピカ婆さん物語。第四羽[日記] |
言い伝えでは3日3挽祈れば、伝説の神様が現れると言われていました。 しかし、何も起こりません。 由希子は、思い出しました。 伝説には続きがあることを。 伝説の続きにはこうありました。 汝が願い聞くにに代償を払え。 つとめて大切なものを代償とせよ。 由希子は、思います。 「そうだわ、私の命で‥‥‥」 そう思うと飲まず食わずでフラフラの体で 塔に登ります。 「神様どうか私の命で村をお救い下さい」 そう言うと、由希子は塔から飛び降りました。 由希子の意識が遠のくと空の彼方から 光が近づいて来ました。 赤、青、黄色、真っ黒、そして一際大きな黄色のドラゴン。 そう、伝説の神様はいたのです。 そして神様はドラゴンだったのです。 その光とドラゴンは、クラピカ婆さんもとい 真っ黒な尻尾のある七本指のデーモン悪魔も見ました。 続く。 (由希子) |