10月14日 03:36 |
将棋の受けと守りの違い。[日記] |
将棋の受けと守りの違いを勘違いしている人がいるみたいです。 受け=守り ではありません。 受けとは本来、相手の攻めをギリギリかわしながら、 しのぐ事を言います。 対する、守りとは、攻められた時ならびに、 自玉の詰みまでに時間を相手にかけさせることをいいます。 ここで、大きな違いがあります。 受けは、相手の攻めを完全に読み切って応じるのに対して、 守りは、保険的な要素として、予め駒を強固に組み上げる事をいいます。 本来受け将棋は、受け潰し、すなわち、 相手の攻めを見切ることにあります。 よって、相手の攻めを見切ることが出来ない人は、 将棋において受けは、少なくとも 強い人相手では出来ていません。 将棋の最も重要な事は、攻撃ポイントの予測。 加えて、駒の働きの強弱と相手玉の詰みまでの速度の見切りにあります。 (由希子) |
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