2月19日 02:57 |
将棋名台詞@「銀が泣いている」[将棋] |
伝説の棋士 「阪田三吉」 が、関根金次郎十二世名人との香落ち対局に挑んだ時の言葉です。 戦型は相振り飛車となり、阪田の繰り出した8五銀は、関根の巧妙な手順で逆におびきだされ、作戦負けに陥っていた…。 その時の気持ちを阪田は後にこう語っています。 「その銀は進退極まって出た銀だった。 出るに出られず、 引くに引かれず、 斬死(きりじに)覚悟で捨て身に出た銀であった。 ただの銀じゃない。 それは阪田が銀になって、 うつむいて泣いている銀だ。 その駒が泣いている。 涙を流している」 以下▲8五銀 △7三桂 ▲9四銀 と捨て身の銀を放ち、阪田は勝ちました (ラムコーラ) |