11月26日 03:03 |
血の流れない戦争[将棋] |
将棋の歴史をたどると、紀元前のインドに端を発する。 古代インドの戦争好きの王様が、現実の戦争の代用品として 「チャトランガ」という、戦争ボードゲームを作った。 (現実の戦争のシミュレーションとして作ったという説もある) その「チャトランガ」が西へ渡ると「チェス」となり、東のはしへ渡ると「将棋」となった。 ただ「チェス」や韓国の「チャンギ」、中国の「シャンチー」と違うのは、持ち駒を再利用できる点である。 これは、中国から来た将棋の原型と、タイの将棋 「マック・ルック」(持ち駒が使える) とが合わさって出来上がったと考えられている 将棋という文化は、実は仏教思想を色濃く残している側面もある。 これは将棋ライターの湯川博士氏の発言から知った 『将棋の起源は戦争ゲームだが、使われる駒は(玉) (金) (銀) (桂) と、ほとんど宝石の名前がついていて、武器の名前ではない。 そして持ち駒が使えることによって兵士が死ぬこともない。 玉も詰ませた時点で勝敗がつくから、誰も死ぬことがないゲームである。 これは仏教思想の「輪廻転生」を表しているのではないか?』と アイラブ将棋 (ラムコーラ) |
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