11月12日 23:08 |
手紙〜想い〜E[小説的ななにかW] |
あの決意から数日、再び会社の飲み会があった 俺は決着を付けるためここに居る… 美『やっほ佐伯飲んでん』 和『んあぁそれなりには、な』 美『しかし、昔に比べたらなかA飲めるようになったね』 和『そりゃあ会社に入って毎月飲みに行きゃあな嫌でも慣れる』 …それに、今日だけは絶対に酔う訳にはいかなかった 美『…んで、どーすんの』 急に美柴亜の表情が真面目になる 和『なにが』 わざと惚けて見た 美『いや、あの日以来少し影があったのに、今日は嫌にスッキリしてるからさ』 さすが察しが良い奴だ 美『決着付けるんでしょ』 和『んまぁな。』 美柴亜は多分心配してくれているのだろう 自分の情報で俺を傷付けてしまったんじゃないか? とか思っているのだろう ただ実際は違う 美柴亜の考えと違い、俺は背中を押して貰って気分だった 一人で考えているだけじゃ進めなかった俺に決意を与えてくれたから そんな美柴亜に俺は… 和『ありがとな』 美『ん急にどーしたの』 和『いや、何となく、な』 全てを伝えるのが気恥ずかしくなった俺は感謝の気持ちだけを美柴亜に伝えた (サイキ) |
|