手紙〜想い〜J[小説的ななにかW]
風『私はね…あなたがどう思っているかは解らない…だけど実際は快楽を求めて誰とでも寝るのよ』
…一番聞きたくない言葉だった
先輩自身が言ったという事は真実でしかない
俺が否定したとしても意味が無い
俺は…その話を聞く事しか出来なかった
言葉が…出ない…
気持ちがまとまらない
先輩の話は続いた
風『はっきり言って今寝てないのはこの会社じゃあなたくらいよ』
和『…本当なんですか?』
かろうじて出た言葉がこれだった…
風『…』
無言は肯定の証だった
風『前の会社もね…これが原因なんだ…と言っても和っちは知らないか…私がこの会社に入ったのは去年の今くらいなの』
先輩は軽く深呼吸して
風『一年…か。まぁ、私にしてはよく持った方ね』
少し悲しそうにそう言った
その表情を見て俺は…俺は何が出来る?
久し振りに…[グダAな日々]
日記です
最近は小説ばかり書いてたので普通の日記書いて無かったですね
…いや、まぁ、これと言って書く事も無いのですがorz
という訳でイラスト載せときまつ
(
アリ)
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詳細]
手紙〜想い〜I[小説的ななにかW]
落ち着いた雰囲気の飲み屋に俺と先輩は移動した
そこで飲み物(酒)を頼み先輩と二人向かい合っていた
風『さて、急にどーしたのかな和っちが誘うなんて』
和『…』
正直、言葉が出てこない
突然あの事〈美柴亜との会話〉を聞くのもおかしい
だけど俺は…
和『少し聞きたい事があったので…』
覚悟は決めてある
あえて"それ"から切り出していった
和『先輩は、その、今付き合ってる人とかいるんですか?』
風『んそうね今はいないわ』
これは俺にとって良い事なのか?
ただそうすると…
風『…うん。何となく解ってる』
和『えっ!?』
突然の先輩の言葉…
それがなにを意味するか俺にも解る
だけど俺はそれを聞くしか無かった
風『私の事…でしょ』
和『…えぇ』
先輩は少し悲しそうな顔をしていた
風『多分、君も噂で聞いてると思う。どーいう話かは私自身、あんまり知らないけどその話はほとんど本当の事…』
和『嘘…ですよね』
言葉に詰まる
覚悟は決めていた
ただ"現実"を突き付けられた俺はかなり動揺した
先輩の話〈しんじつ〉は続いた
手紙〜想い〜H[小説的ななにかW]
飲み会が終わるまでの時間がいやに長く感じた
先輩A『さて、いい感じに盛り上がっていますがそろAここの場は御開きとさせて頂きますこの後は二次会がありますが任意参加とさせて貰います二次会に参加するも良し、帰るのも良し、気の合う奴と何人かで飲みにいくのもただここは一旦締めるので皆さん一本締めで締め様と思います』
先輩A『では、皆様ご起立下さい。せーの』
パンッ
先輩A『じゃあ、御開きという事で』
さぁ、ここからが俺の本番だ
会場を出て少し風に当たる
酒で少しほてった体に秋の風が撫でる
和『うーん…』
風『いー風だね』
和『えぇ、そぅですね』
風『あら普通の対応ね』
和『まぁ、この半年間でかなり鍛えられたので』
風『ふーん先輩としては嬉しい事かなただ私としてはちょっとつまらないかな』
和『ははは、そいつはすみませんね』
風『さてと、んじゃ場所変えよっか』
和『えぇ』
ま、正直先輩が突然現れた時内心ドキAだったのは内緒だ
手紙〜想い〜G[小説的ななにかW]
和(美柴亜…ありがとう)
俺は美柴亜の後ろ姿を見送りながら心の中で礼をした
風『うーんなんだか久し振りだねこーやって二人になるの』
和『えぇそうですね初めて先輩と話した日以来ですね』
風『まぁ、あの時とはちょっと違うけどね和っち倒れてないしw』
和『それを言われるとちょっと困りますよw』
風『雰囲気も少し落ち着いた感じになったしね』
…ぶっちゃけ先輩が来た時からかなり動揺しましたよ
ただ今は決意の方が上だった
そして…
和『えっと…唐突ですけどこの後って時間あります』
風『んなにひょっとして私の事誘ってるのいやーんお持ち帰りされちゃう』
先輩は言い方は悪いがいつも通りだった
だけど俺にそんな余裕は無かった
和『まぁ、ちょっと話たい事があるんですよ』
風『あらら普通に返されちゃったんー、お姉さんでいいなら付き合ってあげるよイヤン』
和『ありがとう御座います』
風『いいわよーんじゃこれが終わったら場所変えよーか』
和『そーですね』
後はなるようになるさ。覚悟は出来た
物語はさらに加速していく
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