手紙〜想い〜J[小説的ななにかW]
風『私はね…あなたがどう思っているかは解らない…だけど実際は快楽を求めて誰とでも寝るのよ』
…一番聞きたくない言葉だった
先輩自身が言ったという事は真実でしかない
俺が否定したとしても意味が無い
俺は…その話を聞く事しか出来なかった
言葉が…出ない…
気持ちがまとまらない
先輩の話は続いた
風『はっきり言って今寝てないのはこの会社じゃあなたくらいよ』
和『…本当なんですか?』
かろうじて出た言葉がこれだった…
風『…』
無言は肯定の証だった
風『前の会社もね…これが原因なんだ…と言っても和っちは知らないか…私がこの会社に入ったのは去年の今くらいなの』
先輩は軽く深呼吸して
風『一年…か。まぁ、私にしてはよく持った方ね』
少し悲しそうにそう言った
その表情を見て俺は…俺は何が出来る?
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