Blood Cross#5黒き力の彷徨[BC+]
ドラクロア「ぐ、グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
まるで猛獣の咆哮のような叫び声が部屋中に響き渡る。
ガシャアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!
家具がその叫び声に共鳴するようにカタカタと音を鳴らし床へと崩れるように落ちていった。
ドラクロア「ぐ、ぐうぅ…よかろう…。貴様の家族、子孫末代まで全てを滅ぼしてくれる!!坑がうことすら叶わぬことをよく覚えておけ!!」
黒い魔力の奔流を生み出し家の家具を吹き飛ばすことで、全てのガラスを打ち砕いたドラクロアは、漆黒の闇の空に浮かび飛び去っていった。
ギ…ギギギギイイィィーーーーーーー…。
ドラクロアと娘が対峙していた部屋の隣に続くドアがゆっくりと動き出した。
男の子「…おかあ、さん…??」
まだ年端もいかない男の子が、血だらけになって横たわる母のもとへと歩いていく。命の灯火が失われかけた大切な人、自分に愛を教えてくれた人…。
第三十五章 迫り来る戦いのために…。[月夜のもとに]
…呼び出された俺は待ち合わせの場所に続く石段を昇っていた。
頭の中には今朝見たニュースが、まるで洗濯機の中の衣類のようにグルグルとひっきりなしに渦巻いている。
先生に何が起きたのか…。咲耶は先生を助ける術を知っているのか…。俺に何かできることはあるのだろうか…。
雨雲のようなどんよりとしたものに、頭を支配されている感じさえする。
最後の石段を昇ると、鳥居に寄りかかっている咲耶が視界に入る。
彼女は目を閉じて考え事でもしていたのだろうか腕を組んでいる体制をとっていた。
咲耶「…ここに来るまでにあらかた予想はついているとは思うが…。」
目を閉じている咲耶は、そのままゆっくりと語り始めた。
咲耶「…すみれ先生はこの一連の事件に深く関わってしまった。おそらくヤツにとり憑かれ、利用されているとみて間違いないだろう…。」
光一朗(ヤツ…以前咲耶が俺に話したこの事件の犯人である人外の化け物のこと…か。)
光一朗「…なぁ、先生を助ける方法はないのか…?」
俺の質問に対し、彼女は目を開ける様子もなく数秒間沈黙した。
咲耶「…ある。満月である今夜必ずヤツは動く。そこで倒せれば助かる。」
喉が[日記]
以前、日記に咳が酷く病院に行ったことを書きましたが…
寒さからかまた咳が出るようになりまして
今も少し出ています
咳しながら愛用のシャーペン走らせてます。何を書いてるかって?
ヒ・ミ・ツ(笑)
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