第二十五章 ミズチの策略‐魑魅魍魎‐[月夜のもとに]
ボコボコ、ボコボコボコッ!!
地面から這い出てきたのは、人間の頭ほどの大きさをした赤黒い肌を持つ小人だった。
その小人は三人の居る周囲の一帯から出てくると、とり囲むように群がり始めた。
雪乃「きゃ!なんなのコレ?!」
足元に群がった小人は、雪乃の服の裾を掴むと這い上り始めた。それに驚き裾を振り払うが、しっかりと掴んでいるらしく落ちる気配すらない。
光一朗「くそっ!数が多すぎる!」
ズボンに群がってきた小人を蹴り上げるが、平気なのかまた集まりだしていく。
雪乃に群がった小人は腰の辺りまで登り、赤く光る目で気味の悪い笑みを浮かべた。
草薙「魑魅魍魎とは厄介なものを用意してくれたものだ…。」
慌てふためく二人を余所に、一人冷静に蹴り飛ばしては踏み潰す咲耶だけがこの小人がなんなのか分かっていた。
草薙「二人とも、この場から離れて。私に考えがある。」
そう言うと光一朗の方を向き、あの子を頼むと目で合図をし頷いた。
光一朗「雪乃、こっちだ!」
光一朗は小人を叩いて落としている雪乃の手を取り、咲耶のいる石段とは違う方向へ走り出した。
草薙「陰陽五行、木。穢れし霊に木神の戒めを…。」
ただいま〜[日記]
今帰宅しました。土曜出勤で次から次へと違う仕事にたらい回しにされてました
すごい半端な雑用に近い仕事ばかり…
あと、頻繁に様子を見に来るから気が散って集中できない
30分くらいほっといてくれたら何か感覚が掴めるのに、10分くらいで見に来て隣か背後に立って無言でじっとりとした視線を感じた1日でした
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