第十章 白蛇の妖魔と謎の少女[月夜のもとに]
ザザザザザザザ…。
芝生の上に落ちていた葉が風を受け宙へと舞い上がる。
???「斬葉(ざんよう)!!」
ヒュオオオオォォォ!
地面を這うように風が駆け抜けていく。10枚程の葉を伴って…。
ザシュ!ザシュ!!
風と共に舞い踊る葉は、刃物のような鋭い切れ味を持ち白蛇の妖魔へと襲い掛かった。
キシャアアアアアアアアァァァァァァ!!!
襲い掛かる数枚の葉からの蹂躙に悲鳴を上げ、この場から逃げようと男を締め上げていた力を弱め、捨て去るように後退りをした。
ドサァ!!ズルズル…ズルズル…。
???「人間に化けていたとはな…。道理で妖気を探るのに苦労するわけだ…。」
コツン…コツン…コツン…。
???「…ミズチ。」
暗闇から姿を表したのは一人の少女だった。見た限り武器となるようなものは持ってはいない。
ミズチ「シャアアアアアアアアアァァァァァ!!」
ブオオォン!!
尻尾を勢いよく振り払い、風を起こすことで砂埃を巻き上げた。
少女「くっ!」
反射的に左手で顔を守るように翳す。巻き上げられた砂埃は徐々に晴れ、目の前にあるのは倒れた男の姿だけだった。
沸き上がる黒い衝動[日記]
それは今日の仕事が終わり、帰路についている時に起きました。
駅からあまり離れていない病院の、近くの交差点で2週間くらい工事を続けているんです。
工事をしている横を通行するので、交互通行するため列が出来ていきます。
2回信号が代わり、私の車の前で信号が赤になり、先頭になりました。私の後ろは全身黒のバイクの人でした。
信号が青になって進むと向こうから軽トラックが一台向かってきました。
通行待ちの列が長過ぎて入れなかったのでしょう。入れずに徐行しながらいたのでした。
私はブレーキを踏み、列に入るのを待ちました。すると後ろに来ていたバイクがププーー!!と鳴らしたんです。
バイクの運転手さん、貴方の目は節穴ですか?
貴方の頭は重いだけの飾りなら棄てなさい。免許証も一緒にね。
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